2007-2008

津波避難の更なる支援に向けた調査

 

津波避難

2006年11月と2007年1月に千島列島沖で起きた地震により、北海道や岩手県の各地で津波警報や津波注意報が出されました。幸いにも大きな被害を出す津波は起きなかったものの、避難率に大きな問題を残しました。国の調査によると、津波警報が発表された地域において、11月15日の地震の際の避難所への避難率は、13.6%に止まり、1月13日の自身の際の避難所への避難率は8.7%と更に低下し、避難勧告等の情報伝達や住民避難のあり方についての課題が明らかとなりました。今後、津波による大きな災害の発生が懸念されることから、CeMIでは津波の避難をいかに行うことが出来るか、様々なヒヤリング・アンケート等の調査・研究を行い、津波避難に関する課題の検討を行っています。